デュレーションとは

デュレーションとは

デュレーション(Duration)には、大きく分けて二つの意味があります。一つ目は、債券を保有することによって、利子と元本(=キャッシュフロー)を受け取ることができるまでの期間を加重平均(二種類以上のものに対して単純に平均せず、それぞれの差を加味して計算する方法のこと)したもののことで、「平均回収期間」といわれます。

平均回収期間とは

債券の将来の利息収入と償還金(満期を迎えた時に、信託財産を清算して口数に応じて投資家に返還されるお金)の合計額を、実質的に平均で何年後に回収できるかという期間を表します。

将来受け取る予定のキャッシュフローの現在価値を計算し、それぞれの現在価値が、キャッシュフローを受け取ることができるまでのそれぞれの期間に、その現在価値合計に占める構成比を乗じて計算されます。

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現在価値とは

現在価値とは、読んで字のごとく「現在の価値」のことで、将来におけるキャッシュが現在のいくらに相当するかということです。
なぜ時間によって金銭の価値が変わるのかというと、例えば今、手元に1万円があったとします。これを運用することで、1年後にはわずかでも利息がつきます。このことから、今の1万円の方が、1年後の1万円よりも価値があるという判断をするわけです。

債券の残存期間(満期までの期間)が長いと回収までに時間がかかるため、デュレーションは大きくなり、またクーポンレートが高いと回収までに時間がかからないため、デュレーションは小さくなります。

クーポンレート

債券の額面に対して毎年受け取れる利子(利息)の割合のことをいい、固定のものと変動のものとがあります。また、デュレーションには、債券の金利変動による「価格変動性(価格弾力性)」の意味もあります。

価格弾力性とは

価格弾力性とは価格変更に対する需要の反応の尺度で、価格の変化率に対して需要の変化率が高いほど弾力的であり、低ければその逆となります。
一般にデュレーションの長い債券ほど、金利変動による債券価格の変動も大きくなり、一方でデュレーションの短い債券ほど、金利変動による債券価格の変動(影響)も小さくなります。

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