ヘッジファンドとは

ヘッジファンドって

極めて投機的なファンドと思われがちですが、本来は株式、債券、商品、金融派生商品などに分散投資し、高い運用収益を追求する投資信託です。割安の投資商品を買い、割高の投資商品を同時に売るという投資手法によって、市場変動リスクをヘッジ(回避)するという名前が示す通り、リスクをコントロールする様々なタイプが存在します。有名なのはジョージ・ソロス氏が率いる「クォンタム・ファンド」ですが、ヘッジファンドに関しては投機内容などの情報開示義務がないため公式な統計がなく、実態は明らかにされていません。

ヘッジファンドは株価指標の動きとは無関係に、相場の下落局面などでも様々な手法を駆使して絶対的にプラスとなる運用実績を目指すといった側面もあり、ハイリスク・ハイリターンの手法をとるため運用に失敗することも多いです。元手の数倍の規模で運用され、相場の少しの変動でも大きな損失を生じさせる可能性があり、国際的な金融不安につながる要因になりうると懸念されています。

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ファンド数は全世界で1万を超え、総額1兆ドル以上を運用していると見られています。先物、オプション、スワップなどの金融派生商品を活用した運用が中心ですが、それだけではないと考えられます。国内機関投資家も購入しているようです。
平成16年9月には日本の証券会社でヘッジファンド、米ドル建て外国投資信託「グローバル・マルチ・ストラテジー償還時元本確保型ファンド」を円換算で550億円も販売したと報道されています。日本の市場においても、積極的な運用で大きな影響力を及ぼすことがあります。

ヘッジファンドに関しては管轄官庁がなく、設立は国内・オフショアどちらでもできますが、広告宣伝は許されていません。投資対象は何でも可能です。一般のファンドは収益目標にインデックスに対する相対値を設定しますが、ヘッジファンドは絶対値であるなど、投資信託とは全く異なった金融商品です。

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