複利、それは投資に携わる全ての人にとって最も重要な要素の1つではないでしょうか。かの有名な発明家アインシュタインも複利は人類史上最大の発見であると言ったように、複利には強大なパワーがあります。
複利とは
ここで、複利を知らない方のために説明をしておきたいと思います。既にご存知の方は飛ばしてください。複利とは、投資によって生まれた利子を次回の運用資金に組み込む投資方法を意味します。そうすることで元金が指数関数的に急速に増加していくのです。言葉で全てを説明するのは難しいので、以下の図を参考にしてください。

どうでしょう。一般的な貯金では、資産が足し算で増加します。それに対し、複利を活用した投資では資産が掛け算のように増加するのが右の図から見て取れます。これが複利の力であり、投資信託ではこの複利の力を使うことが可能です。
実際の例で見てみる
では、実際に投資信託の複利の力がどんなものか例を挙げてみたいと思います。以下は、毎月10万円を10年間運用したものです。黄色い枠で囲まれたところが最終的な資産になります。


結果として、その差は904万円となっています。毎月運用するお金はどちらも同じ条件であるにもかかわらず、貯金なのか投資信託なのかでこれだけの差が生まれてしまうのです。