為替変動リスクとは

為替変動リスクって?

為替変動リスクのイメージ外国債券を買う時は、まず購入資金をその債券の通貨に交換します。そして交換した通貨で債券を購入して、利息を受け取りながら満期に債券の通貨で債券の償還金を受け取ります。

この時、債券の通貨をそのまま使うなら問題ありませんが、通貨を円に換える際にその通貨に対して円高になっていたときは、購入資金が目減りしていることになります。この通貨価値の変動による目減りのリスクを為替変動リスクといいます。

満期が5年の外国債券を買ったとすると、5年後に円安になっているならば為替変動リスクは有りませんが、5年後のことは誰も分かりません。そのため、外国債券に投資をするときは為替変動リスクを考えて投資をする必要があります。

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リスクの大きさは保有期間で決まる?

為替変動リスクは、保有期間が長ければ長くなるほどリスクが高まります。ただ、リスクが高くなるからといって実際に損をするとは限らず、トレンドが円安になるならばリスクが高くなるどころか、リターンが高くなります。それ故に保有期間の長さだけでリスクの高低は決められません。

為替変動リスクを抑えるには

この為替変動リスクは全く予測がつかないという問題がある為、企業の中には為替ヘッジをして為替変動リスクを回避する所も出てきました。

為替ヘッジの方法ですが、為替予約といって将来の為替レートをあらかじめ決めた値段で取引をします。将来の為替レートを取引するわけですから先物みしたいところですが、先物のような証拠金取引とは違い、為替予約は現物の受け渡しを行います。

投資の世界でも為替変動リスクを回避する為に為替ヘッジをします。主な為替ヘッジの手段ですが、先物、オプションを使った為替ヘッジをします。そして、為替予約は外国債券を購入した場合に利用します。ただ、外国株ですと価格変動が大き過ぎるため為替予約が使いづらく、外国債券型の投資信託の場合は現物受け渡しをしなければならないので、あまり使われません。いずれにしろ個人投資家は為替ヘッジの取引相手が居ないため、為替ヘッジ型の外貨建て投資信託を購入するしか為替ヘッジの方法は無いのです。

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