年齢によって投資スタイルを考えてみる

投資のスタイルは人によって異なるように、年齢によってもそのスタイルには違いが出てきます。

賢く投資を続けていくには、いつも同じやり方で行えばいいというわけにはいきません。 ところが、皆さん年齢と投資スタイルの関係について真剣に考えている方は少ないように感じます。

これを機に、今の自分の投資スタイルは適性に行われているか、そんな事を考えるきっかけになれれば幸いです。

なぜ年齢によって投資スタイルは変わるのか

そもそも、なぜ年齢が投資スタイルに影響を与えるのでしょうか。それは、投資で儲けるための本質に立ち戻ると理解することができます。つまり、投資の3大原則です。

投資の3大原則【長期、分散、複利】

上記の中でも「長期」と「複利」が特に関係します。投資で利益をあげていくには、長期的に複利運用で稼ぐ必要があるということです。逆に、短期で大きく儲けようとすればするほど失敗をしやすくリスクも高くなります。

ということは、若くてまだ投資に費やせる時間が長い人はたとえ失敗しても後で挽回が可能なため、ある程度攻めて投資を行うこともできます。しかし、高年齢になればなるほど投資に費やせる時間が短くなるためリスクを抑える必要が出てきます。

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年代によってハイリスク商品を保有できる比率はどう変わるのか

では、各年代によってどれぐらいのリスクを抱えるのが許されるのか考えてみます。

▼働き盛りの20代、30代
この年齢の人は余生も長く、今後給料が増えていくことが予想されますので、かなり挑戦的にリスクを取っていくことが可能です。数字でいえばローリスク商品とハイリスク商品で1対1まで引き上げてもよいでしょう。

貯金、債権、国債、などで50%を保有し、残りの50%は株式投資信託や不動産投資信託(REIT)、外貨立ての投資信託などを保有します。

▼老後を意識し始める40代、50代
この年代になってくると、早い人は老後の生活を考え始める方もいらっしゃるのでないでしょうか。平均寿命から考えても人生の半分は生きており、投資への向き合い方も落ち着いてくる時期となります。

ハイリスク商品を保有する率としては、最大でも30%にとどめるようにしましょう。

▼老後を安心して暮らす60代以降
この年代まできたら、もう金儲けという感覚ではなく「少しでも余裕ができればよい」ぐらいのお小遣い感覚で投資を行うようにしましょう。もしハイリスク商品の比率を高め過ぎて損を出してしまったら、取り返しがつかないどころか家族にまで迷惑をかけるはめになります。

ですので、ハイリスク商品の比率は最大でも10%にとどめることをお勧めします。

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