分配型投資信託は損?税金とタコ足配当

分配型?無分配型?

タコ足配当
タコ足配当の話に入る前に、まずは分配金の話から入ります。

投資信託には分配型のファンドと無分配型のファンドがあります。これら2つの詳しい違いは分配型と無分配型をご覧いただくとしても、どちらが良いかは投資の趣向や個々人の環境によって変わってくると思います。


ただ、複利の視点から見ると分配型投資信託は収益性が減少すると言えます。その理由を以下で説明していきます。

分配には普通分配金と特別分配金がある

ご存じの方も多いと思いますが、分配金には普通分配金と特別分配金の2種類あります。

普通分配金はファンドが決済日(分配金が支払われる日)までに稼いだ収益の中から支払われる分配金となります。その際、所得として私たちにお金が入るため、税金を支払う必要があります。これがもし無分配の投資信託の場合、分配はないためファンドが稼いだ収益はそのまま次の運用資金に組み込まれますので、税金を取られることはありません。

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逆に、ファンドが決済日までに思うような収益をあげれなかった場合、元本から切り崩して分配金を払うことになり、この分配金を特別分配金、俗にいうタコ足配当と呼びます。この場合は自らの資産が戻ってくるだけですので所得とはみなされず、税金を払う必要もありません。

いずれにしても運用資金が減ってしまう

上記の説明から、普通分配金と特別分配金とにかかわらず、分配金を出すと運用資金を減少させてしまい、運用資金が減るということは複利の効果も落としてしまうと言えます。

以上の理由から、もしこの先何十年と投資信託を運用するつもりなら、タコ足配当の可能性の高い分配型の投資信託はあまり組み込まない方が得策でしょう。ただし、分配型の投資信託が問答無用でダメだと言っていうわけではないことも付け加えておきます。

安定した運用が見込める分配型投資信託でしっかりとした収益の中から分配金(普通分配)を出すものであれば、投資としての利益は出せていることに間違いはありません。毎月お小遣い気分でお金が入るような形を望むのであれば、毎月分配型の投資信託も悪くはないでしょう。

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