騰落率とは

騰落率って?

騰落率とは、一般的な意味では、価格が一定期間において上昇したり下落したりする変動率のことをいいます。投資信託の場合は、運用による収益を測るための数値に使われます。ある期間の初めと終わりで基準価格がどれだけ変化したかという価格の動向を把握するためのもので、基準価額の変動と、支払われた分配金を組み合わせて算出されます。例えば、1年間の騰落率が+10%ならば、1年間にそのファンドの基準価格が+10%上昇したことを表しています。

何に使う?

騰落率は、ファンドの価格推移の検証や、複数のファンドの価格推移を比較したりする場合に使われます。多くの投資信託評価会社が発表している騰落率では、トータル・リターン率が使われています。投資信託が運用でどの程度成功しているかを判断するには、分配金利回りではなく「トータルリターン率(総合収益率)」を見ます。

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トータル・リターンは、株式、債券、あるいは投資信託などへの投資から得られる年間の利益あるいは損失のことです。ある期間内に基準価格が増減した金額に、分配金の再投資分を足した数値を、買付時の基準価格で割って、パーセンテージで表すことが多いです。

その場合、再投資分として加えて計算できるのは本当の分配金と言える普通分配金で、特別分配金(元本払戻金)は再投資すると元本に入るので、計算から除かれます。

そのため、トータルリターン率では運用成績の良し悪しを正確に知ることができます。トータルリターン率は投資信託の運用報告書にも、サイトで公開されているデータにも載っていますので、買付の際には分配金や利回りだけでなく、トータルリターン率も必ず確認しましょう。

騰落率の注意点

なお、投資信託を売買する時に支払う税金、購入手数料、解約手数料などは考慮されていませんので注意して下さい。また、トータルリターン率にはその投資信託の本当の運用成績が反映されてはいますが、将来の成績を保証するわけではもちろんないので、トータルリターン率だけで信用性を判断することは避けなければなりません。

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