運用報告書とは

運用報告書とは、委託会社やファンドの詳しい運用経過が記載されている書類のことです。報告書の形式は各委託会社によって異なり、定められたフォーマットはありません。各委託会社は独自の工夫を凝らし、販売会社や受益者に直接提供できるシステムを構築しており、最近ではインターネットで内容を確認することができます。

最近は、委託会社がファンド情報を受益者に対して積極的に公開するようになり、投資家にとっては投資をしやすい環境が整ってきました。ただ、こうした情報は待っているだけでは手に入りませんので、インターネットを利用して積極的に情報を入手し、その委託会社がどんな運用をしてきたかなどを細かく確認しましょう。

運用報告書で確認できる項目

  • 運用経過
  • 基準価格の経過、その運用方針に対しての自己評価、分配金の金額を決めた根拠などが記載されています。

  • 実績データ
  • その決算期や過去の決算期の基準価格の推移、分配金の額、商品の構成比、純資産総額などが記載されています。

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  • 今後の運用方針
  • 本来の運用方針を前提に、今後の運用方針が具体的に示されています。運用実績や経済状況、投資環境の変化を踏まえて、運用会社のファンドマネージャーは今後どんな見通しを立てて、何に重点を置いてどんな運用をしようとしているか分かるので、最も注意してみる必要がある項目だと言えます。

    運用報告書では足りない?

    しかし、委託会社が提供する情報には重要な部分が抜け落ちています。商品の性格上、ファンドが将来どのような値動きをするか具体的に語ることができないのです。そのため、投資家自身が多くの情報を合せて判断することが重要になってくるでしょう。

    そのためにも、ファンドの運用の基本方針や、主な投資対象などの重要事項が記載された目論見書が重要な情報であることは言うまでもありません。

    情報が多いファンドが必ずしも良いファンドであるとは限りませんが、運用実績の悪いファンドからの情報が入ってこないことも事実です

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