バランス型は買わない方がよい?

バランス型ファンドのイメージ

NISAが始まってバランス型ファンドが特に注目を集めるようになりました。

何故ならバランス型はNISAに向いているからです。NISAの欠点である一度売却すると非課税枠が戻らなくなるデメリットはバイアンドホールドを強要しているようなものです。リバランスをしようとすると非課税枠が減って新たに買い付けた分は非課税で無く課税扱いになります。そのためバランス型に注目が集まっています。

バランス型はファンド内でリバランスするから非課税枠が減らないままリバランス出来ます。以上のような理由から、NISAではバランス型が良く売れるようになりました。

実はバランス型は損

人気になったバランス型ですが、それなりに欠点があります。

バランス型は優秀なファンドですが自作した場合と比較すると、欠点が見えてきます。まず信託報酬が高くなります。信託報酬が高くなるといっても普通のアクティブファンドよりも高くなるわけではなく、インデックスのバランス型ならアクティブファンドよりも信託報酬は低いです。しかし、バランス型の債券の部分が債券ファンドの信託報酬の部分よりも高くなるので、バランス型を自作した場合よりも高くなります。

<スポンサードリンク>

そして、インデックスのバランス型ですと全体的に信託報酬がリバランス分高くなります。手抜きレベルの回数しかしないリバランスであれば払うだけ損だと言えます。

リバランスが遅くて効果が疑問

バランス型はリバランスの判断は一個人ではなく各資産部門の担当者が集まっての合議制の場合か、3ヶ月に一回などの割合でリバランスを機械的にやるパターンの二種類があります。

そのどちらもリバランスのスピードが遅く、リバランスが終わるまでに何週間かかかります。また、そのリバランスに効果があるかも疑問です。リバランスはタイミングが命です。的確なタイミングでリバランスしなければリバランスの意味がありません。

まして、どういう理由でリバランスをするかを分からない状態でファンドにリバランスをゆだねるのは危険です。それならば税金を払うことになったとしても、本来は自分でリバランスをした方が良いでしょう。

NISAは固定部分として利用すべき

NISAは金額的に年100万円ですから、リバランスでも動かさない部分のポートフォリオに使うべきです。

100万円すべて同一のファンドにしても良いですし、各資産の中核部分だけにしても良いです。それをNISAの非課税枠を利用して運用して、それ以外の資産を使って機動的にリバランスすることです。

<スポンサードリンク>