投資信託の為替ヘッジをする方法

為替ヘッジのイメージ
外国株や外国債券に投資をする場合、どうしても為替リスクを気にしてしまいます。

投資信託で購入しても外国株や外国債券は分散投資でリスクが軽減されていますが、為替リスクはそのまま影響を受けます。そこで、投資信託で為替リスクを回避するなら、予め為替ヘッジ付きの投資信託を購入することです。ただ、為替ヘッジ付きなら為替リスクは問題ないと思われがちですが、為替ヘッジ付きはフルヘッジではないため為替リスクすべてをカバー出来ないという問題があります。そして、購入者からは何パーセントヘッジしているか分からない状態になります。

フルヘッジ出来ない理由

投資信託は総資産がそれなりの額になります。まして人気のある投資信託になると何千億となりますから、それだけの額を為替ヘッジすることは不可能になります。

理由としてヘッジを受けてくれる相手が居ないからです。為替ヘッジは為替リスクを無くす手段ですが、為替リスクそのものは無くなりません。実際は他者に引き受けさせているだけなのです。そして、引き受けた人が為替リスクに晒されます。引き受けた人は損になりますが、ヘッジコストといってヘッジ分の手数料を貰えます。逆にヘッジが裏目になるならば、引き受けた人は為替差益を得られることになります。

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ところが、為替リスクを受けるのはリスクが高いですから、金額が大きくなればなるほど引き受ける人は居なくなりますし、ヘッジコストも高くなってヘッジするメリットが無くなります。そのため、為替ヘッジ付きの投資信託でもフルヘッジ出来ない分ある程度の為替リスクを背負い込むしかないのです。

フルヘッジするにはどうすればよいか

保有する投資信託をフルヘッジするには、個人で為替ヘッジをするしかないでしょう。まず為替ヘッジ無しの投資信託を買って、そして全額分の金額をFXでレバレッジ1倍で売ります。これで為替リスクはすべて回避出来ます。

ただこの方法には問題があって、まず投資効率が悪いです。為替リスク回避の為に資金を二倍必要としています。そして投資信託が値上がりすれば、その分ヘッジする為にFXの方に資金を追加しなければなりません。さらに、FXの売りはマイナスのスワップポイントが付くため、その分を予め入金しておかないと追証を迫られます。そんなわけでFXを使ったフルヘッジはとてもお勧め出来る物では無いです。

結局、投資信託の為替ヘッジをする方法は有るけれど効率が悪いためやるほどの物では無く、少しでも為替ヘッジを求めるなら為替ヘッジ付きの投資信託を買うことです。

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