分配金を出さないファンドの方が運用成績が良いのか?

分配金を出さない方がよい?

資産運用で複利効果はとても重要視されていて、利益を再投資するのが常識のようになっています。そのため、投資信託でも分配金を出さないでファンド内で再投資をした方が運用成績が良くなると考えている人が多いです。

分配金を再投資すれば同じでは

分配金を再投資すれば理屈的には同じです。

しかし、分配金が利益でしたら分配金から税金を引かれます。そして、税金を引かれた分を再投資となると税金分再投資の額が減って理論的には無分配の方が成績的に有利になります。

理論的という意味ですが、再投資すれば必ず儲かるというものでもなく、逆にせっかくの儲けを失う場合もあります。再投資すれば運用成績が良くなるというものではないのです。

税金分の差よりも

仮に再投資で儲かるとしても無分配の場合はすでに値上がりしている投資対象に再投資になります。分配金再投資も同じです。

しかし、分配金を別のこれから値上がりしそうな物に投資するならば、どちらの方がリターンを期待出来るでしょうか?

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投資対象によりけりなのでどちらとも言えませんが、分散投資の考えなら(後者の)別の投資先に投資した方がリスクを減らせる分得です。

ファンド内ですべて再投資されるとは限らない

再投資ですと分配金を出さないファンドは分配金を出さない分現金を必要としませんから、利確が少なくなります。利益は含み益のままです。

そうなると含み益だと再投資出来ません。そして利確した場合でも儲かっているとファンドが解約されやすいので、解約の払いに備えてキャッシュポジションを高くして利益をすべて再投資しません。それで逆に分配金として出してもらった方が再投資出来る場合があります。

結局は投資先によりけり

分配金を出さない方が運用成績が良くなるならば、毎月分配型は必ずと言っていいほど順位が下の方になります。毎月分配金を出して分配金を払うためにキャッシュフローが他のファンドよりも高めになるので、運用成績では確実に他のファンドには負けます。

しかし毎月分配型は意外と運用成績が良く、無分配型に買っているファンドも色々あります。つまり運用成績に分配はさほど影響はないということです。

毎月分配型は毎月分配金を出せるように商品設計をしていて、簡単に利益になって分配金を出せるようにしていますから、質の高い投資先ばかり選んでいます。そのため意外と運用成績が良くなっています。

分配金を出そうが出すまいが運用成績にはさほど関係ないです。結局は分配金を気にするのではなく、成績の良いファンドを選んで投資をすることです。

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