ナンピン買いを活用して基準価額を安く抑える方法

ナンピン買いとは?

投資信託で資産を増やすためには、自分が購入したファンドの平均取得単価は重要ですよね。基準価額の上昇による利益に関係してくるためです。
インカムゲインとキャピタルゲイン

この平均取得単価ですが、コントロールする方法はいくつもあります。例えば、初心者の方が確実に安定した成果を狙いにいくなら、ドルコスト平均法がおすすめです。
ドルコスト平均法で平均取得単価を安定させる

ですが、ドルコスト平均法はあくまで平均的な利益を狙うための方法であり、中級者以上の方には今回おすすめするナンピン買いの方が大きな利益を狙うことができます。

ナンピン買いとは、平均取得単価をより低く抑えることでキャピタルゲインを大きく狙ったり、分配金の収益率を高める方法です。

ナンピン買いのやり方

ナンピン買いは平均取得単価を安く抑える方法だと先ほどお伝えしました。では、ここからはどのようにナンピン買いをすればいいのか、やり方をご説明していこうと思います。

分かりやすく言うと、段階的な買い増しです。

最初に購入したときより基準価額が下がってきた場合に、底を打つまで買い続けます。買い続けると聞くと怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、優良ファンドであればファンド全体のお金(純資産総額)が大きく、ちょっとやそっとの基準価額下落では繰上償還が起きることはありません。
償還と繰上げ償還とは?

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また、まともなファンド運用において基準価額が永続的に下がり続けることは有り得ず、必ずどこかのタイミングで上昇局面に転換します。以下のような動きです。

ナンピン買いのイメージ図
例えば上記の例に合わせて想定してみると、基準価額の下落にともない4回に渡り購入しています。

同じ口数で買い増していたと仮定すると、平均取得単価は最初に買ったときよりも安くなり、基準価額が戻ったときに利益を得られます。

  • ①基準価額5000円から4000円→3000円→2000円と4回に分けて100口ずつ買い増し
  • ②基準価額が5000円に戻れば、100口当たり1500円の利益

⇒①の平均取得単価は3500円、また全体で400口購入したため、最終的な利益は6000円になります。

ナンピン買いの注意点

最後はナンピン買いの注意点を述べておきます。

先ほどの図を見ていただいても分かる通り、ナンピン買いでは購入が複数回、多い時はそれ以上に及びます。そのため、資金的に余裕のある方に向いている方法になります。

資金が不十分な場合、下げ止まる前に追加の資金が尽きてしまい、底を打つまで勝負することができなくなるためです。

また、安定的な運用をお望みの方にとっては、基準価額の下落にともない追加購入するナンピン買いは精神的にもきついものです。「長い目で見て大きな利益を狙う」という考え方をしっかり持てる方のみ実践した方がいいでしょう。

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