投資信託は手数料有りと手数料無しのどちらを買った方が良いのか

証券会社や銀行で販売されている投資信託には二つ種類があって、一つは購入時に手数料を払う投資信託ともう一つはノーロードといって販売手数料が無い投資信託です。手数料が無い投資信託の方が手数料を払わなくてよい分お得に見えて、実際ノーロードをお勧めする人達が多いです。しかし、必ずしもノーロードが有利とは言えないのが現実です。

手数料の影響

手数料で悩む
投資信託が手数料無しで販売と聞くと、証券会社や銀行はそれでどうやって儲けるのか疑問に思えてしまいます。実はちゃんと手数料無しで販売しても儲けが出るようになっています。その仕組みは信託報酬という物です。投資信託は保有している間、信託報酬という手数料を払い続けています。信託報酬は払うところが三つあって投資信託の販売会社と運用をする委託会社と総資産を管理する信託銀行です。販売会社が証券会社や銀行になります。つまり、手数料が無かったとしても保有を続けて貰えれば信託報酬が入って来るため、それで儲かる仕組みになっています。

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しかし、手数料有りの投資信託を売った方が販売会社だけでなく投資信託委託会社も儲かるようになっています。手数料を販売会社と委託会社で分ける仕組みになっているからです。すると、販売会社は手数料有りの投資信託の販売に力を入れて、委託会社は手数料有りの投資信託が売れるように運用成績を上げる努力をします。そのため、手数料有りの投資信託の品揃えが豊富で、委託会社も運用に力を入れていますから、手数料を払っていてもノーロードの投資信託よりも成績が良い物が結構あったりします。

手数料の有り無しでは判断出来ない

手数料が無い方が手数料分利益になりやすくなります。しかし、ノーロードの投資信託は手数料有りの投資信託より品揃えが不十分で運用のレベルが落ちるため、どちらが良いかは簡単に判断出来ません。そして手数料の差は期間が長くなればなるほど無くなっていきますから、長期になればなるほど手数料有りの方が少しは有利になります。あくまでそれは運用がうまくいけばの話でして、力を入れた分逆に成績が悪くなる場合もありますから、やはり簡単に判断出来ない問題です。

運用力が関係ないのならばノーロードを選ぶべき

インデックスファンドのようなパッシブな運用をするファンドでしたら、手数料有りよりもノーロードの方が両者に差が出にくい分有利です。そしてアクティブファンドでも誰が運用しても儲かる投資先ならノーロードの方を買った方が手数料分お得ですから、買うとしたらノーロードの方を買いましょう。

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