取引条件で使い分ける
ネット証券の口座は無料で開設出来ますから、用途に応じて口座を使い分けることが可能です。各ネット証券によって取引条件が違いますから、その取引条件に合わせて口座ごとに取引する物を決めていけば良いです。
さらに、ネット証券によって投資情報や取引ツールが違いますから、有力な投資情報を得るための口座と、実際に取引をする口座と分けたりして、少しでも手数料を節約して効率的な投資をすることも出来ます。
NISA口座は特に使い分けが有効?
そして、普段使用をするメイン口座とNISA(ニーサ):少額投資非課税制度の為のNISA口座と使い分けると良いです。NISAは枠が100万円しかなく購入分を売却しても枠が復活しません。それでNISAで購入した物はそのまま保有した方がよく、短期的なキャピタルゲイン向きのトレードには向いていません。
よって、口座を使い分けてNISAの非課税メリットを有効活用すべきです。NISAは年度ごとに枠が復活しますが、それでも100万円のままですから、使い分けはした方が良いことには変わりません。そういった意味で、NISAでは長期的な利益を目指す投資信託のような商品が向いていると言えます。
税金対策やキャンペーンも考慮する
また、投資商品によって確定申告を分けたい場合も口座の使い分けは有効です。投資信託だけ確定申告をしたいときは投資信託だけ一般口座で、株の売買は特定口座と使い分ければ良いです。
逆もまた可能でして取引だけではなく税金面でも口座を使い分けることも有効です。ただ、特定口座の取引は証券会社の方で申告してしまいますので、一般口座の方とまとめて申告は出来ませんので、そのことを十分考えて口座種別を選ぶことです。
最後に取引ごとに口座を使い分けていても、キャンペーンが有るならばキャンペーンを利用して取引をすれのも代表的な口座使い分けの利点です。せっかくの使い分けですが、キャンペーンの特典が良ければ、特典を得るために使い分けを変更して特典を得た方がお得になります。