ネット証券でよくある欠点といえば情報量が不足していることです。ネット証券は手数料の安さが売り物で、投資情報のコンテンツは後回しにされてきました。
投資情報はネット証券に直接収益をもたらすものではなく、そのようなものに人的資源を投入するなら少しでもコストダウンをという感じで、売買に関係ない物には力を入れてきませんでした。
しかし、取引ツールの充実化だけでは集客には結びつかないということで、投資情報のコンテンツにも力を入れてきています。ただ、同じネット証券でも情報量には格差が有り、情報量が豊富なネット証券も有れば、いまだ不十分なネット証券も有ります。さらに情報量が豊富とはいえ、使えない情報ばかりだと情報量が豊富とはいえません。ネット証券を選ぶ際にはそういう点にも注意が必要です。
情報量が豊富かを調べるにはそのネット証券のサイトを閲覧すれば大体が分かりますが、本当に必要な情報まで提供出来るかは、口座を開設してサイトにログインしてみないとわからない場合が多く、取引ツール上でしか得られないリアルタイムな情報などもあります。そのため、本格的に調べるとなると口座開設が必要になります。口座開設は無料ですから、他の条件が良いならば口座開設をして調べてみるといいです。
ただ、そのネット証券自体が投資情報を重視しているかは、サイトでの投資情報の扱いを見れば分かりますから、サイト上でどれだけ投資情報を提供しているかを見てみることです。他社と比較して情報量が少ないようであれば、ログインしてみても同じように少ないです。その場合は、情報量の少ないネット証券はやめて、情報量の豊富なところで口座を開設することです。