なぜネット証券なのか
投資を新しく始める時は誰もが投資の初心者です。当然わからないことばかりですから、投資のことを教えてくれる人が居てくれる方が投資がやりやすいです。そういった意味では、担当が付いてくれる店頭証券を選んだ方が初心者には安心して投資が出来ます。
しかし、店頭証券なら担当が付いてくれるとはいえ、彼らは投資商品の知識を持っているだけであって実際に投資をするわけではないので、投資家にとって本当に必要なアドバイスを出来る人があまり多くありません。むしろ誤った方向に誘導されることも多々あります。
そのため、初心者は口座を開くなら担当が付かないネット証券を選んで、自分で投資の勉強を一から始めて、実践をしながら学習をして自分に合った投資を確立させることを私は勧めています。
なぜネット証券のメリット
ネット証券を利用するメリットは株式投資をする場合、売買手数料が安いことです。大手店頭証券でもネットで売買出来るようにシステムを持っていて、手数料も電話で注文を受ける場合よりも安くなっています。それでもネット証券の売買手数料の安さには勝てません。少しでも利益を出すことを考えたら売買手数料の安いネット証券を選んだ方がよいでしょう。
投資信託の購入手数料はネット証券も店頭証券も変わりません。そのため、銀行で投資信託を買っている人は、銀行でも証券会社でも購入手数料は同じであり、銀行ならば普通預金口座からそのまま投資信託を買えて、解約代金もそのまま普通預金の口座に入れられるので、投資信託を買うなら銀行の方が良いと主張します。確かに利便性では上記の意見も一利あります。
しかし、銀行は取り扱う投資信託の銘柄が証券会社よりも少なく、欲しい銘柄が買えない場合があります。また、店頭証券なら振込手数料を取られてしまいますが、ネット証券なら取扱銀行によっては手数料無しで入出金出来るため、銀行のようにわざわざ出向いたり電話で指示を出さずに、ネットで入力して処理することが出来ます。以上の理由からも、やはり投資信託を買う時もネット証券に口座を開設して買うことをお勧めします。。