ネット証券を選ぶときは、手数料で判断してしまいますが肝心の取引をするときにツールが充実していないと良い結果を得られなくなってしまいます。基準価額だけで判断して売買注文を出すならばそれで良いかも知れませんが、基準価額だけで判断出来るほど投資信託は甘くありません。
きちんとチャート、出来高、市場の売買動向などをチェックして売買を判断する必要が有ります。それでネット証券を選ぶにはツールの充実度も必要になってきます。
ツールの充実度は各証券会社のサイトに紹介されていまして、それを見ればおよその判断が出来ます。およその判断というのは実際に使ってみないとわからないからです。不要な機能は使う必要はありませんが、足りない機能や必要な機能は使ってみないと気付かなかったりわからなかったりします。必要だからと証券会社に付けて欲しいと要求しても付けてくれるわけではありませんので、必要ならば他の証券会社に鞍替えすることになります。
そのため、最初に各ネット証券のツールを比較して、どれだけツールが充実しているかを調べて、一番ツールが充実しているネット証券を選ぶことです。この時ツールが充実しているからといって、手数料が高ければ投資効率が落ちますから、手数料のことも考えて取引にどれだけツールが必要か考えて選ぶことです。それでツールが充実しているネット証券と手数料が安いネット証券の両方を利用する方法が有ります。
ツールが充実しているネット証券で投資判断をして、手数料が安いネット証券で売買をするという方法です。これならツールと手数料の両方のメリットを生かすことが出来ます。ただ取引をしないとツールの使用料を取られる場合が有りますから、そういう面も踏まえて、ネット証券を選ぶとよいです。