投資信託はどのネット証券で購入しても購入手数料は似通っており、ノーロードの投資信託なら尚更変わりません。しかし、ネット証券の中には他社と差を付ける為にポイントサービスを提供している所もあります。
例えば、手数料有りの投資信託を購入すると、払い込んだ手数料に応じてポイントを付けてくれます。そして、そのポイントが貯まると別のポイントサービスのポイントや現金、ネット証券で金融商品を購入する時の代金として活用することが出来ます。
ポイントが付く条件はネット証券ごとに違いまして、株式を売買時に払う手数料に応じてポイントが付いたり、投資信託を保有しているだけでポイントが付いたりします。どのネット証券を利用すればポイントが良く貯まるか、ポイントの付与率などを調べて口座を開設して取引をするようにしましょう。
ただ、この時気を付けなければいけないのはポイントの価値です。このネット証券は貰えるポイントが少ないと思ったら1ポイント当たりの価値が他社より大きいとか、ポイントの有効期限が短くて使う前に権利を消失する様な条件の所では、ポイントを集めるのは損です。
さらに、ポイントを利用する時に交換先にどのような物があるのかも重要な点です。交換先には航空マイルとか他社ポイントや現金などの多様な所もあれば、交換先が少ないネット証券もあり、これらは各ネット証券のサイトで調べてポイントを交換して活用出来るかを調べる必要があります。
そして、ポイントを現金化出来ないネット証券や現金との交換率が低いネット証券ですと、取引を他のネット証券に移そうとしても、株や投資信託は移管出来ますが、ポイントの残高は移管出来ずそのネット証券で使うしかありませんので、その点も注意が必要です。