ネット証券に口座を開設する時に必要な書類ですが、口座開設申込書といってネット上で申し込んだ時に必要事項はすべて申込書に印字されていて、あとは名前を記入して印鑑を押すだけになっています。ネット証券によってはその作業すら無い所も有ります。
他に必要な書類としては本人確認が出来る物が必要です。本人確認書類は運転免許証や健康保険証、住民基本台帳、パスポートなどでして各ネット証券によってどこまでが本人確認書類になるかが違いますから、口座開設を申し込むときに確認するようにしましょう。
そして、それらをコピーして、口座開設申込書と一緒に送られてくる返信用封筒に入れて送ります。携帯やカメラで撮影した画像を送ることで済む場合もあります。
本人確認書類は成り済ましによる被害を防ぐ為に必ず必要となります。未成年者の場合は親の同意が必要になってきますので、同意書も必要書類としてネット証券に返送をしなければならないです。そして、法人の場合も実質的支配者が居る場合は、その人の同意書をネット証券に返送する必要があります。
さらに、法人は担当者の本人確認書類ではなく、法人そのものを確認する為に登記簿謄本を提出する必要があります。また、取引に使用する印鑑証明書も必要になってきます。
口座開設時には税金関係の書類も必要になってくるのではと思われがちですが、税金関係の書類は全く必要ないです。銀行口座と同じで本人が確認出来ればよく、税金に関しては取引が有れば証券会社自身が作成してくれます。後はそれを持って税務署に確定申告をするだけです。そして特定口座での取引に関しては、証券会社の方で税務処理をしてくれますから、必要な時だけ証券会社に要求することになります。