ネット証券を利用することの一番のデメリットは、ログイン出来なくなった時は取引が出来なくなることです。ログインIDを忘れた場合はコールセンターに問い合わせることになりますが、サポートサービスがしっかりしていないと、電話応対から手間がかかることになります。
パスワードの場合はもっと厄介でして、電話ではまず教えてくれません。ログイン用の仮パスワードを発行してもらい、その仮パスワードでログインしてから、パスワードを再設定するのですが、仮パスワードは郵送で届けられて、それを受け取ってログインです。
そのため、自分が投資信託を購入したいタイミングで買えない状況になります。それでも取引をする場合はコールセンターでの取引になります。コールセンター経由だと売買手数料が高くなりますから、出来るだけパスワードを無くさないようにすることです。
また、操作時点での不具合や質問もサポートサービスを利用しなければ解決しません。今ではネット証券は、電話での回答が不十分だと感じてオンラインサポートとしてパソコンの画面を遠隔操作で操作方法の案内などもするようになりました。この方法は操作に不慣れな人達に好評で、大手ネット証券ではオンラインサポートが有って当たり前の状態になっています。ただ各種サポート方法もネット証券によって違いますから、その点をきちんと調べてからネット証券に口座開設を申し込むようにしましょう。
ただ、一つだけ困ったことに応対に出るサポートスタッフのレベルが実際に利用してみないとわからないということです。丁寧に応対してくれる人もいれば、知識が不十分で代わってもらわないと話にならない人が出る場合も有り、この点はネット証券の口コミを調べて実際にサポートサービスを利用した人達の感想を参考にするしかないです。