一部の投資信託が手数料無料で購入できる
カブドットコム証券を利用する時のメリットの一つに、フリーETFの売買手数料が無料が有ります。
ETFの解説はETFとは(上場投資信託)をご覧ください。
ただこれはすべてのETFが無料というわけではなく、カブドットコム証券の親会社の三菱東京UFJ銀行系列の投資信託委託会社のETFだけが売買手数料が無料になるということです。すべてが無料ではないので該当のファンド以外は有料です。
それでもETFを無料で売買出来るならノーロードの投資信託を市場で時価で売買出来るのと同じですので、利用するメリットは大いにあります。
株式の取引をする人ならば、手数料の割引プランが充実しており、株式でも他のネット証券よりも手数料を安くすることが出来ます。
投資信託の積み立てが少額からできる
投資信託の方ではワンコイン積み立てといって500円で投資信託の積み立て投資が行えます。
ワンコインは500円玉を指していて、500円で投資信託が積み立てが出来るということです。500円ぐらい積み立てて何のメリットが有るのかと言えば、投資信託の分配金で他の投資信託の積み立て投資がしやすいというメリットが有ります。
例えば債券型の毎月分配型の分配金で株式型の投資信託を積み立てて、大事な資産を債券型で運用しながら分配金で株式型にも投資をするということも出来ます。逆に株式型の投資信託の分配金や利確での解約代金を債券型で運用なども出来ます。少ない資金で積み立てが出来るということは、こんなことも出来るというわけです。
安定感のあるファンドに大きなお金を預けて、そこから生まれるお金でハイリターンのファンドを組み込んでいくことで資産形成に勢いが増します。
⇒パッシブ運用にアクティブ運用を組み込みリターンを底上げする
ファンドの本数は他社に劣る
ここまでカブドットコム証券を紹介してきましたが、良いことばかりではありませ。
カブドットコム証券は株式の取引に力を入れている分、投資信託にはあまり力を入れていないのがデメリットで、銘柄の品揃えも他のネット証券に比べると少ないです。投資情報も多くはないためワンコインを使わないのならば他のネット証券を使った方が良いでしょう。
更に言えば、ワンコイン購入はSBI証券でも行っており、サービスの質から考えてもSBI証券の方がオススメです。
⇒銘柄数の豊富さで選ぶならSBI証券
また、蛇足ではありますが入金方法もネット銀行では楽天銀行が使えないという不便さが有ります。楽天銀行がメインのユーザーには使いづらいネット証券となっています。