「お金を増やしたい」「今よりもっと豊かな暮らしがしたい」そう思うのは決して悪い考えではありません。そのために投資信託や株式、不動産といった投資が存在します。
ですが、そもそもの根本、投資とは何かということに皆さんは目を向けた経験があるでしょうか?一見当たり前で常識のように考えられている事柄に改めて目を向けることで見えてくるものもあります。
今回は、投資とは一体何なのかについて書いていこうと思います。
辞書的には…
「投資ってお金を増やす活動でしょ?」はい、そうです。インターネット辞書で有名なウィキペディアにも以下のように記されています。
投資(とうし、英語:investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。
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では、改めて見つめ直すポイントとはどこでしょうか?それは、目的が資本の『増加』だという点です。
資本が増加しない投資は投資ではない
誤解のないように最初に言っておきます。絶対儲かる投資というのはありません。ですが、逆も言えます。儲かることを夢見てお金をつぎ込むだけで儲かる投資もありません。
投資とは希望的な観測で行う行為ではなく、『計画的』に『数字』で予測しながら行う行為です。
よく「株式で○百万儲けました!」とか、「FXで一攫千金!」などという売り文句を目にしますが、あれらは投資ではありません。ある金融商品を安く買って高く売る、この行為を計画的な数字で示すことができるでしょうか?おそらく、100人中99人は不可能かと思います。なぜなら、それは投資ではなく、売買だからです。
計画的な数字で考える癖を付ける
では、どんなものが投資と言えるのか。例えば、投資信託が投資にあたります。投資信託にお金をつぎ込む際は、いくら投資したらどれぐらいのリターンがどれぐらいの期間を経て返ってくるのかが明確に判断できるからです。
そして、自分で日々売買を繰り返す必要もありません。投資に対するリターンが計算できるからこそ、リターンのことで頭がいっぱいになったり、日々の生活がチャートに縛られるなんて現象も起きません。
みなさんも正しい投資を行って、安心して豊かな暮らしを実現しましょう!