投資で設けるか、繰上げ返済でトクするか
住宅ローンを返済している方で、「住宅ローンの金利を考えたら繰り上げ返済するより、投資信託で運用した方が得になるのでは?」疑問になることがあるかと思います。実際住宅ローンの金利は、今でしたら低金利ですから投資信託での運用リターンを考えれば、住宅ローンを返さないで返済資金を投資信託で運用したくなります。ただ重要なことですが、投資信託の購入は絶対ではありませんが住宅ローンの返済は絶対です。
どちらが得か試算してみよう!
ボーナスなどのまとまった資金で投資信託を購入して、住宅ローンは返済を続けるとしたとします。この時、投資信託を購入しないで住宅ローンの繰上げ返済をした場合、投資信託の運用リターンから住宅ローンの金利を引いてプラスになるならば、投資信託を購入する方がよく、マイナスになるならば繰上げ返済をした方が得になります。
⇒投資信託の方がおトク
⇒ローンの繰上げ返済の方がおトク
確実な方法がおすすめ
投資信託は必ずプラスになるとは限らず、マイナスになる場合もありますから、どちらの判断が正しいかは結果を見ないことにはわからないです。ただ、無理に投資信託を購入して後で返済で苦しむよりは、住宅ローンの繰上げ返済をして銀行に毎月の返済額を減らしてもらい、減らした分で投資信託を積立する方が賢明でしょう。
これならば住宅ローンの返済が厳しくなってきたら、投資信託の積立を止めるなどして対処出来ます。
「住宅ローンを返済するよりは」と投資信託での投資を考えますが、どうせ投資をするならば毎月の返済額を減らし、浮いた分を投資に回すという方法で投資をすることです。積立ならばドル・コスト平均法が使えるので、一括購入よりもうまくいく場合が多いのもおすすめする理由です。